コラム

美容師としての自分の強みは後に残る何かの為の手段

こんにちは。

枚方市の美容室「Torte-トルテ-」のよしむーです。

今回は(`・ω・´)キリッと真面目に自己紹介というか”自分の強み”についてお話します。

あなたの強みはなんですか?

数多くあるサロン、数多くいる美容師、こう聞かれて答えられないのはまずいと思うのです。

美容師として生きてきた分だけ強みもたくさん見つけなければいけません。

ただ、承認欲求にかられて強みをたくさん箇条書きしても話はまとまりませんし、伝わるものも伝わらなくなるのでここは一つに絞ります。

ぼくが美容師として一番恩恵を受けられたのは

撮影

に他なりません。

自分が上手いとか、いやいや全然やんっていう部分は置いておいて、撮影には今まで一番恩恵を受けられたと思っています。

と、いうのも撮影をやってなかったら出会えなかった人たちがいるし、誰かに一目置かれることもなかったし、セミナーに呼んでもらえることもなかった。去年なんて北海道にまで行かせていただいて本当に感謝でしかありません。

なによりも、お客様の成人式卒業式や、はたまたウェディングも髪のみならず撮影も依頼してもらえたり、これは人の人生の大事な節目に残存できるものとしてとても感慨深いものがあります。

そして喜んでもらえ笑顔を見させてもらえると、あゝ…楽しいだけじゃない苦しみや葛藤も味わい、お金も通常業務外の時間もかけまくって、でも今まで負けずにやってきて本当に良かった…

と心から思えます。というか救われます。

やってこなければ見れなかったかけがえのない部分です。

ただ単に撮影やってますと聞けばお客様など一般の方からすると「ああ、カメラが好きなのね」と思う程度に聞こえるかもしれませんが、ここまで“人”“髪”そして“自分”に向き合えることって数少ないんですよね。

撮影はただの手段でしかなく、その後に残る何かが大事なのです。

撮影をする目的

自分は普段の(自分やお店のための)撮影をする目的は新規集客として携えていないところがあり、商業的なヘアカタログとしてのフォトとはまた違った位置づけで取り組んでいます。

撮影は自分の表現したい目標とするイメージこそが正解だし、人の作品にとやかく言う筋合いなんてあるはずも無く、人の正解に当てはまる必要性も無いと思っています。

 

特に意識したいのは「美容師として持っている自分の世界観を具現化するもの」であり、それは美容師それぞれの価値観があって、だからこそ面白く、今まで築き上げた自分イズムを発揮できる場所が撮影なんです。

 

モデルさんの存在も大きく、みんな良い作品にするためにとても真剣に向き合ってくれます。本当にありがとう。(写真に写るモデルさんの”目”を見てもらうだけで遊びじゃないのは伝わるかと思います。)

真剣に向き合ってもらえばもらうほどこちらも熱くなりますし、この感覚はとても自分自身成長できる感覚なのだと思います。どっちかがふざけてたり、嫌々やってるんだとしたらそれなりのもんしか出来ないですし。それなりの時間にしかならずとてももったいないのです。

楽しむことは大事で楽しめないと成長できる幅ってすごい少ないと思うんです。好きかどうかはとても重要。でも楽しむことと遊びはイコールではないのです。

 

そしてなにより

自分のお客様に活かせリンクさせることで撮影の価値を高めるのが理想。

普段の仕事と撮影を結びつけ、創作とサロンワークを切り離さないことが大事なんだと思ってやっています。

例えば

アイロンで巻くにしてもパーマでどこまで再現可能かどうかを考えます。

カラーをするにしても自分のお客様が好きな色かどうかを考えます。

カットをするにしても普段のサロンワークベースで考えます。

その中で

「埋もれないヘアスタイルフォト」

をスローガンとして掲げ自分の世界観を表現します。

偉そうな事を言ってるようですが、“目指すことは誰にでも出来ること”だと思っています。

 

その撮影の落とし所、着地点である普段のサロンワークではすべてのお客様の髪を「自分の作品」と思いながら、1人1人1日1日を流れ作業にせず、デザインを楽しむことが美容師を長く楽しむ秘訣だとも思いますので、その底上げをしてくれる撮影はとても有意義であり色々と自分の見つめ直しができますし、美容師としてのスキルアップを計るとても効率の良い手段なのです。

といっても

撮影は決してファイナルウエポンにはならない

撮影は大きな武器になりますし、実際になっています。

割引などの新規集客に頼らず安売りすることなく自分はやってこれています。

これはたぶんですが、作品がどうこうよりも継続して続けてきて得た経験や気づき、デザインの幅などの方が効果は大きいです。

これらが繋がり結びついたものが、撮影がもたらした恩恵であり結果的に表題にあります自分の”強み”なんです。

ですが

いちスタイリストとしてはファイナルウエポンにも成り得るのでしょうが、ただこれはどうしても個人レベルの話になってきます。

経営者という立場で見るとまた違う観点からの視点も重要ですし、小さなお店ゆえ新たなフェーズに移らなければこれからの時代の波に飲まれる恐れがあります。

これからの時代…

想像するとワクワクします。

キャッシュレスが進み全てはデジタルへ

AIが時代を切り開き

ロボットがあらゆる場面で活躍し

IoTによるスマートな生活

 

その時自分や自分の店はどうしてる?

乗るか

飲まれるか

今のままだと飲まれるかもしれません…

今がどれだけ順調でも…

経営者はつらいよ。

勢いのある経営者さんはほんと尊敬します。

 

兎にも角にも

準備が大事です。

形の無い、何かを生み出す準備ってめんどくさーーーーい事が多いのですが、スタッフのためにもお客様のためにも家族のためにもやるしかないです。

そう

やるしかない。

やるど!!!!

と、自分を奮い立たせふんどしを締め直すためのブログでした。

最近なにかと理由つけて撮影できてないので…(*_*)

1日30時間になったらいいのに

ABOUT ME
吉村拓也(よしむー)
当ブログをご覧いただきありがとうございます。 大阪府枚方市の美容室「Torte-トルテ-」で美容師をしている吉村拓也です。周りからはよしむーと呼ばれています。 ヘアデザインを通してご来店いただいた全ての方が幸せになれるよう日々励んでおり、近隣店舗では珍しい撮影活動を積極的に取り入れ「埋もれないヘアスタイルフォト」をスローガンとし自分の世界観を表現しています。 コンテスト受賞歴、大阪市内や北海道にて撮影セミナー、コンサル等実績多数。作品はInstagramに随時UPしています。 各種お問い合わせはLINE@にて承ります。


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お店の前の道路は枚方宿場町という歴史街道にあたり
静かな落ち着いた環境で大人がリラックスできる空間創りを目指しています

小型サロンながらコンテスト受賞歴や外部セミナー、コンサルティング実績等多数あり
培った経験をスタッフと共有しながらゲストに還元できるよう日々励んでいます

-Personal-
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親身になりその人に合ったお悩み解決へ導きます
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絶対に外さない”似合う”扱いやすいヘアデザイン

-Illuminacolor-
イルミナカラー=光色
外国人風のくすみに艶が輝くアッシュ系カラー
-Graycolor-
まるでおしゃれ染め
初めから白髪がなかったかのようなクリア発色のグレイカラー

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ダメージレスに真面目に向き合い
通っていただくことで髪質改善が期待できます

-Anti-Aging-
ミドルエイジからシニアの方へ
“ずっと若々しく”いてもらえる技術アプローチ

-High class-
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長いお付き合いができますことを心より願っております

Torte

A picture of a buried hair style

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