【イルミナカラー×ブリーチ】ディープなラベンダーアッシュを狙う！

【イルミナカラー×ブリーチ】ディープなラベンダーアッシュを狙う！

「今の（髪型の）流行りって何？」

と良く聞かれます。

濡れ髪風

とか

西海岸風ドライ感

とか

トレンドではありますが

ジャンル分けされた中の末端での話だと思います。

こういうのはお客様の問い

「今の（髪型の）流行りって何？」

っていう大枠の話からはズレます。

そもそも

パーソナルな時代だから

個性を生かす

「私にピッタリのヘアデザイン」

がトレンドなんですよね。

似合ってればオールオーケー的な。

その中でカットラインや質感（風合い）、薬剤などは時代や”人”に合わせて調整していってます。

この辺は口では説明の聞かない感覚の部分も多大にあり、それこそ万人に当てはまらないのでこういった一対多数のブログのような場面では説明できません。

パーソナルな時代

それを反映するかのように最近ブリーチする人多いです。

基本的にはダメージの観点から美髪推進派のTorteではブリーチはこちらからすすめることはありません。

それでも求められる

ブリーチ必須の高彩度カラー

この

高彩度カラー

ってのはまさにトレンドでもあり個性を強調するパーソナル（好みに対して）なカラーなんですよね。

さて

前置きが長くなりました。。

今回のお客様カラーのケーススタディ

ディープなラベンダーアッシュ

ブリーチ２回からの仕上がりです。

あれ？

黒髪かな？って思いますよね？

(ベースは金髪）

室内でみると黒髪っぽく見えるのは”青”が濃いからなんです。

余談ですが

青＝アッシュ

例えば通常のアッシュでも

濡れた時に黒っぽく見え、乾かすと明るくなるってのはアッシュがしっかり入った証拠にもなります。

髪の潜在色素でも一番暗いのが青だからです。

（青→赤→オレンジ→黄の順番で髪は明るくなるにつれてアンダーの色素が変化します）

ブリーチすると黄色になるのはアンダーの色素が最終段階だってことですね。

で

自然光にあてると

”青紫（ラベンダー）”なのがわかります。

とてもディープな高彩度（色の鮮やかさが濃い）、低明度（髪の明るさが暗い）なカラーです。

目標どおり仕上がるとほんっっと気持ちいいです！

色遊び

こういったマイノリティなカラーはベースの状態や髪質に左右されやすい部分がありとても繊細な技術。

お客様とも「やってみないことには仕上がりの誤差はわからない」という共有も必要ですが、その中でお互いに目指すことを楽しむ関係性がとても心地よいもの。

まさに「色遊び」

喜ぶ顔がご褒美。

オーダーに沿った仕上がりになって良かったです。

ありがとうございました。

帰り道

梅雨の晴れ間

夕日がとても綺麗な色でした。

感性とゆうものが自分にもあるならば

自然の生み出す色はしっかり感覚に吸収したいものです。

って

なんかめっちゃ真面目だな٩( ‘ω’ )و